新型コロナウイルスの影響でホットケーキミックスが不足している
新型コロナウイルスの影響で自宅待機をする人が増えて、その影響により家での過ごし方に変化が現れてきました。
料理を楽しもうとするケースが増えたことその一つです。退屈を紛らわせるために、料理を趣味にする人が多くなりました。
そして次は、その影響によってお菓子類の材料がスーパーから姿を消すといった現象が起こったのです。
特に話題になったのはホットケーキミックスの不足です。さまざまなスイーツの材料として使われるので、買い求める人が殺到しました。
オンライショップでも不足して、オークションなどで高値でやり取りされる尋常でない状況になったのです。そこで注目されるようになったのは、ホットケーキミックスを他のもので代用する方法でした。
普段料理をあまりしないなら、ホットケーキに類するスイーツを作るには、ホットケーキミックスが必須と思っている人もいるでしょう。
ところが、実際にはそのようなことはなく、代用品となるものがいくつも存在します。ただし、ホットケーキミックスの味や食感を完全に再現するのは困難です。
しかし大きく変わらないと感じられるものや、新しいスイーツとして美味しく仕上げられるケースは少なくありません。
そのため、ホットケーキミックスが必須という固定観念を捨てて、どのような代用品があるのかチェックしてみてください。
具体的には以下に挙げますが、和風の食材も含まれており、それぞれ異なる特徴を持っています。それを理解しておけば、慣れていない人でも十分に調理は可能です。
天ぷら粉がホットケーキミックスの代用品になると言われて驚く人は多いでしょう
しかしこれは奇策というよりも、むしろ王道の代用品といっても過言ではありません。
なぜなら、天ぷら粉とホットケーキミックスは成分が非常に似ているからです。
小麦粉や卵といった主要な成分はほとんど同じですし、でんぷんやベーキングパウダーなども含まれています。
そのため、和風の食材というイメージが強いものの、決して洋風のスイーツに使えないわけではありません。
また、ホットケーキミックスの代用品としてぴったりな理由がもう一つあります。それは天ぷらを作った後に大量に余りやすいことです。
なかなか減らなくて困ってしまうことも多いので、ぞんぶんに使用するチャンスになります。
ベーキングパウダーがないと、ふんわりとしたスイーツを作れないと思われがちです。
ベーキングパウダーは膨張材として重要な役割を果たしますが、成分を知っていれば他のもので代用できます。
主要な成分は重曹であるため、食用に使える重曹を用意すれば、代わりを務めてくれるでしょう
焼いたときにしっとりすることが大きな特徴です。そのため、ぱさつきのある食感を求める場合は不向きですが、ホットケーキなどの一般的なスイーツであれば不自然になりません。
ただしそれはあくまでも食感に関することであり、見た目に関してはやや茶系になるので気を付けてください。
風味もわずかに落ちるので、気になるなら他の方法でフォローすることを検討したほうが良いでしょう。
米粉もホットケーキミックスの代用品の一つです。
和菓子の定番の材料ですが、パンなどの洋食の材料として使用されるケースも増えてきました。
さまざまな事情により、スイーツづくりに使う人も多くなりつつあります。
たとえば、和菓子が好きな高齢者向けにアレンジするため、ホットケーキミックスよりも米粉を使用するケースも見受けられます。
子どものアレルギーの問題などで使用する母親も珍しくありません。仕上がりの特徴としては、
小麦粉を主体とするホットケーキミックスよりも、弾力が生まれやすいことが挙げられます。
もちもちした噛み応えが好きな人にはたまらないでしょう。ヨーグルトやハチミツなどの洋風の食材との相性も悪くありません。